紅茶のお話
産地がそのまま銘柄になっているものが多い紅茶。インドならダージリン、アッサムが有名ですね。
紅茶の主要成分のひとつであるポリフェノールには、血糖値の急激な上昇を抑える効果があり、ダイエットにもお勧めとされています。カテキンは糖分を分解する酵素を持っているので、脂肪を分解したり、燃焼を促進したりする効果も期待できます。もっとも砂糖たっぷりの紅茶はダイエットになりませんね。
主な銘柄をご紹介しましょう!
●ダージリン(インド)
インドベンガル州のダージリン地方で栽培されています。紅茶の中でも特に香り豊かで、ストレートティーに向いています。繊細な茶葉なので、収穫時期によって風味に違いがあるといわれています。10月~11月に収穫される秋摘みの茶葉はミルクティーにもお勧めです。
●アッサム(インド)
アッサム地方で採れる茶葉で、濃厚で甘みがあるのでミルクとの相性が良いです。紅茶の世界最大産地であるインドですが、中でも高温多湿で雨量の多いアッサム地方は、紅茶栽培に向いていて、インドの紅茶の半数以上をアッサムが占めているそうです。
●ニルギリ(インド)
原産地はインド南部の丘陵地帯。「ニルギリ」という名前は「ブルーマウンテン(青い山)」という意味で、おだやかな風味の中に、ほのかな柑橘系の風味が漂い「香りの紅茶」といわれています。渋みが控えめで飲みやすく、最近人気の高い茶葉です。レモンティーにもお勧めですし、他の紅茶とブレンドするのもいいですね。
●ウバ(スリランカ)
セイロンティーと呼ばれるスリランカ紅茶の中で、最も標高の高いウバの高地で採られた最高級の茶葉です。寒暖差が大きく、夜間の冷気で発生した霧が、ウバフレーバーと呼ばれる独特の甘くほのかな香りを生み出します。また、メントール(サリチル酸メチル)の爽やかな香りと渋みがあるのも特徴です。個性の強い紅茶といわれています。
●アールグレイ
産地によらず、茶葉にベルガモットなどの柑橘系の香りをつけたフレーバーティーが「アールグレイ」です。加熱しても香りが残るので、スイーツの材料にも使われていて、アイスティーにもお勧めです。
(お知らせ)
シーズサロンでは、英国紅茶研究家 小島令子さんがブレンドしたオリジナル紅茶「小島家の紅茶」の販売を始めました。茶葉の品質にこだわり、豊かな感性と豊富な経験でブレンドされた紅茶は、飲みやすく、爽やかな味わいです。
【小島家の紅茶】
アルミチャック付きスタンド袋 60g 900円
缶 60g 1500円
*全て税込価格。送料別。
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