味噌とこんにゃく
シーズサロンです。
1月20日に大寒を迎え寒い日が続いています。春が待ち遠しいですね~
大寒の時期は、大寒玉子や寒ブリ・寒サバ、お寺では寒修行、寒稽古などこの寒い時期ならではの食べ物や習わしがあります。シーズサロンでも寒仕込みの味噌づくりを行いました。
さて前回に続いて味噌の話。今回は白みそをご紹介します。
白みそは麹の比率が高く塩分が少ないお味噌。関西では雑煮も白みそ仕立てですね。健康には良いですが、塩分濃度が低いので保存がきかず、すぐに使いきれない場合は冷凍保存がお勧めです。
白みそとマヨネーズ、ゴマ油、にんにくなどを合わせて味噌ディップに。豆乳と併せて味噌シチューに…といった活用もお勧めです。
発酵料理研究家の山田明子さんは、白みそ30gに同量程度のてんさい糖、さらにバター50gを合わせて、ゆっくり火にかけて練り合わせ、味噌バターにしているそう。パンケーキなどにつけて食べると美味しいですよ。
味噌と相性のいいこんにゃく!
こんにゃくはサトイモ科に属する多年草の植物です。その球根がこんにゃくいもで、成長するまで3年程かかるそう。こんにゃくを1年中食品として常食しているのは日本だけだそうですよ。
こんにゃくは板こんにゃく、しらたきなどいろいろな形で販売されていますが、手作りしたことがある方は少ないですね。
こんにゃくにはエネルギー源となる成分やビタミン、ミネラルなどの栄養素がほとんど含まれていません。
かわりに食物繊維「グルコマンナン」が豊富です。実は私たちの身体は「グルコマンナン」を消化できる酵素がないため、高粘度のまま胃や小腸を通過し、有害物質を排出してくれる効果があります。カロリーも低いのでダイエットにもぴったり。血糖値やコレステロール値を下げる効果も期待されています。
さらにこんにゃく芋には、皮膚や髪の毛のうるおいを守る働きのある「セラミド」がたっぷり含まれています。
実はこんにゃくには、こんにゃく芋を精粉し、グルコマンナンだけを取り出したこんにゃく粉から作られているものも多く、精粉の段階でセラミドの多くが失われてしまうため、セラミドの効果を得るなら、精粉していない生芋こんにゃくを召し上がるのがお勧めです。
こんにゃくづくり体験に、ぜひご参加ください!
0コメント