塩麹を作ろう!
シーズサロンです。今日は啓蟄は「けいちつ」。冬ごもりをしていた虫たちが土の中から出てくる頃で、春の気配がより感じられる季節という意味でもあります。
春は私たちの身体も活発に動き出し、冬の間にため込んだ老廃物を排出する時期とされています。春のデトックス成分として知られているのが「植物性アルカロイド」といわれるもので、苦味やえぐみが特徴。菜の花や山菜、フキノトウなどに含まれていますね。
そしてこの時期は改めて腸内環境も見直してみましょう。先日シーズサロンでは塩麴を作り、トマト麹、コンソメ麹などにアレンジし、パスタやリゾットを作りました。塩麴は米麹と塩、水を合わせ発酵するだけで出来る調味料。熟成させると旨味がどんどん増えていきます。麹に含まれる酵素には腸内環境を整えるオリゴ糖を生成する働きがあり、腸活をサポートしてくれます。お手元にあると料理の味が各段に上がり、減塩効果もあります。ぜひつくってみてくださいね。
塩麹を作ろう!
(和知希代子先生のレシピです)
米麹 50g
塩 15~20g
水 50~100g
この3つの素材を混ぜるだけ。
作業容器は消毒したガラス瓶を使用しますが、ジップロックでもいいですね。そして塩は必ず天然塩を。和知先生によれば、海塩は旨味が整いやすくマイルドな味に。岩塩は塩味の角が取れていくのに時間がかかりますが、旨味が深いと教えてくださいました。
塩はお好みで量を調整してください。発酵の目安は常温で冬は10日、夏は5日ほど。熟成したら冷蔵庫で保管ください。
また読売新聞に塩麴大さじ2とひき肉300gを冷凍保存袋に入れて揉んだ後冷凍すると、ハンバーグやそぼろ丼などにすると美味しいという紹介がありました。(箸で切れ目を入れておくと便利!)
塩そぼろ丼(2人分)
1. 豚肉塩麹150gを解凍し、油をひいたフランパンでいためて、取り出す。
2. 卵2個を割りほぐし、牛乳、みりん、砂糖各大さじ1と塩ひとつまみ入れてそぼろ状にする。
3. ご飯にそぼろと炒り卵をのせていただく。
簡単なのでぜひお試しください。
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