買い物は投票なんだ
シーズサロンです。
4月4日に藤原ひろのぶさんのお話会を開催しました。ご参加くださった皆様、ありがとうございました。
藤原さんは社会のさまざまな問題に目を向け、特に貧困というテーマで活動されている方。「知らない、気づかない、無関心であることが、いろいろな社会問題を引き起こしている」現状をお話しされ、遠い国の問題も、身近な問題も無関心が生み出すものと語られました。
藤原さんの著書に「買い物は投票なんだ」という本があります。調味料や洗剤などの生活用品を私たちは無意識に選んでしまうことが多いですが、しっかり表示を見て、中身を気にしてみよう。小さな選択が大きな問題につながると書かれています。
日本で認可されている食品添加物は約1500種。米国の10倍以上、欧州諸国の20~70倍と言われています。食品だけでなく、生活用品は化学物質だらけです。しっかり製品を見て選び、生活することが社会を変えるきっかけになるのだと思います。地球にやさしい製品は人にも優しい製品です。
紹介しているかわいいイラストは、藤原さんが提唱する「げんきにすごす8コのほうほう」です。
お子様と一緒にご覧いただけると嬉しいです。
長寿遺伝子を作動させよう!
「げんきにすごす8コのほうほう」の中に、"おなかがすいてたべるごはんはさいこうやで″と書かれていますね。さらに「ぺこぺこ大事」というコメントも!
実は空腹の時にサーチュイン遺伝子と呼ばれる長寿遺伝子が最も活性化することがわかっています。2003年にマサチューセッツ工科大学のレオナルド・ガレン教授が発見したこの遺伝子は、細胞を修復し若返らせる働きがあるほか、体内の活性酸素を抑制し、動脈硬化や糖尿病、認知症などの病気を予防するなど、体の健康を守り、老化のスピードを遅らせる働きがある遺伝子なのです。
でもこの長寿遺伝子はいつでも作動するわけではなく、空腹時、さらにはカロリー摂取を制限した時などに作動するそうです。
例えば、いつものカロリー摂取の75%ほどの食事を3週間続けるだけで、明らかに長寿遺伝子の活性化が認められると報告されています。長い歴史の中で、飢餓に打ち勝つために人が身に付けた知恵なのかもしれません。
満腹状態ではサーチュイン遺伝子はオフ状態となってしまうので、ぺこぺこが大事というわけなのです。
※シーズサロンでは環境に配慮し、自然素材で作るバスボムや化粧品づくり等のワークショップなどを開催しています。
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