雑穀 〜アワとヒエ〜


昨日、3月9日は「雑穀の日」でした。
「ざっ(3)こく(9)」の語呂合せから制定されたそうです。
雑穀にはアワ、ヒエ、キビ、赤米、黒米、キヌア、アマランサスなどいろいろな種類があります。中でもアワやヒエは稲よりも早く縄文時代から栽培されていた、日本最古の穀物といわれています。
テレビでは、アワは「淡い味」が名前の由来と紹介されていました。ちなみにヒエは「冷えに耐えて育つ」のだそうです。
雑穀はミネラルや食物繊維が豊富。お米に混ぜて雑穀ご飯にすれば栄養価がアップし、歯ごたえもあって美味しいですね。そのほかいろいろなお料理に活用出来て、パンやお菓子に使うのもおすすめです。
雑穀を活用できると食生活が豊かになること間違いなし。
桃太郎がキビ団子で鬼を成敗したように、私たちも雑穀パワーを食生活に採り入れていきたいですね。
シーズサロンでは定期的に「なるほど雑穀セミナー」を開催していますので、興味があったらご参加ください。
3月22日(月)には12種類の雑穀から、体調などに合わせてブレンドするセミナーも実施します。
アワとヒエについてご紹介しますので、参考にしてくださいね。


〇アワ
アワは縄文時代から食べられていた雑穀です。実は直径1~1.5ミリと小粒で、丸い形をしています。
粘りのあるモチアワと、粘りの少ないウルチアワがありますが、一般的に流通しているのはモチアワです。つぶつぶした食感で、甘みがあるので、アワ餅などのお菓子にも使われていますね。
ビタミンやミネラル、食物繊維が豊富。特に亜鉛、マグネシウムが多く含まれています。
胃弱の人にも効果的な穀物と言われています。
〇ヒエ
ヒエは寒冷地でも栽培が可能で、長期保存に耐えるので、飢饉に備えて栽培が奨励されたといわれる穀類です。あくが強く、虫がつきにくいのも特徴です。食物アレルギー対策の雑穀とも言われています。
実はアワ同様に小粒で、白っぽい、、いびつな形をしています。粘りはなく、ぱらりとしていますが、水分を多めにして炊くとクリーミーです。

料理レシピ/雑穀エキスパート 
奥津千恵子さん提供

ヒエのイチゴデザート
材料(4人)
ヒエ  ・・・大匙3
豆乳 ・・・100cc
キビ糖 ・・・大匙2
はちみつ・・・大匙1
オリーブオイル・・・小匙1/2
いちご・・・250g
豆乳・・・・・・・30ml
玄米甘酒・・・大匙3
飾りイチゴ・・・小4個
作り方
① ヒエはサッと洗い、ざるにあける。たっぷりの湯で2分ゆでて、ざるにあげる
② 鍋に豆乳・キビ糖・①のヒエを入れて、焦げないようにかき混ぜながら水分がなくなるまで加熱する。仕上にはちみつを加え、粗熱をとる
③ イチゴは洗ってへたをとり、豆乳・甘酒といっしょにフードプロセッサーにかけてなめらかなソースを作る
④ ②のヒエに③のソースを入れて混ぜる
⑤ 飾り用のイチゴを2等分して飾り、冷蔵庫で少し冷やしてから食べます。

アワのピーマン炒め
材料(4人)
ピーマン中・・・4個
アワ(生)・・・・・大匙2
塩こぶ・・・・・8g
ココヤシオイル・・・・・小匙1
酒・・・・・大匙2
醤油・・・・・小匙1
塩こうじ・・・・・小匙1
作り方
① アワは軽く洗い、沸騰した湯に入れ4~5分ゆでて、ざるにあげる
② ピーマンは縦に半分に切り、中綿・種を取って縦3㎜くらいの幅に切る
③ フライパンにココヤシオイルをひき、ピーマンを炒め、しんなりしたらアワと塩こぶを入れて炒め、酒・醤油・塩こうじで味を調える。汁がなくなったら出来上がり
④ ゴマ油を加えてもおいしい


seeds🍀salon.NUKK

ヌックとは住宅用語で “心地よい隠れ家”という意味。 趣味などで使える小さなスペースや、 家族が食事を楽しむ空間を示すこともあります。 2017年から千葉県我孫子を拠点に、 開運&健康生活をデザインする場として 活動しています。 株式会社シーズスペース・ヌック https://nukk0212.wixsite.com/seeds-space-nukk

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