甘酒
今日は令和3年3月3日。
3が並ぶ、おめでたい感じの日。
そして「ひな祭り」「桃の節句」です。
ひな祭りの色といえば、菱餅に使われる白、緑、ピンクですね。これは「雪が解けて緑が芽吹き、花が咲く」のイメージと言われています。
桃の節句は「百歳(ももとせ)」の言葉から、長寿につながる「桃花酒(とうかしゅ)」という桃の花をお酒に浸して飲む風習があったそうです。
江戸時代には白酒に代りましたが、白酒はアルコール度数の高いお酒なので、いまではお子様でも飲める甘酒が親しまれています。
甘酒には麹を使ったものと、酒粕を使ったものがあります。麹の甘酒はノンアルコールで、ビタミンB1・B2・B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、アミノ酸などが豊富に含まれていて、それが栄養補給の点滴のようということから"飲む点滴"と言われています。
アンチエイジングや疲労回復などの効果効能があり、発酵食品なので、腸内環境を整え、免疫力アップにも役立ちますね。
甘酒はそのまま飲んでも、豆乳甘酒にしても美味しいですが、お料理に使うのもおすすめです。
「甘酒クリーム」と「甘酒ドレッシング」をご紹介しますね!
麹を使った甘酒は、米麹とご飯(またはおかゆ)、50~60度のお湯といったシンプルな材料で、ご自身でも簡単に作ることが出来ます。
甘酒を作れるヨーグルトメーカーもいろいろ販売されています。炊飯器で作ることも出来るので、ぜひwebなどで検索してみてください。
「甘酒クリーム」
レシピというほどのことはありません。
水切りした木綿豆腐と同量の甘酒を混ぜて、攪拌します。フードプロセッサーなどを使うと、なめらかになります。
甘酒多め、豆腐多めなどはご自身の好みでアレンジを。
甘みは基本的には不要ですが、おやつ感覚で食べたい方は、メープルシロップを入れるのがお勧めです。
ヨーグルトの代わりに朝食などに召し上がったり、スイーツに生クリームを添える感覚で使ったりします。
「甘酒ドレッシング」
生野菜にかけたり、ニンジンの千切りと和えるなど、いろいろ活用できるドレッシングです。
材料/甘酒100ml
純米酢 100ml
セロリ 50g
玉ねぎ 50g
オリーブオイル 大1
すべての材料をミキサーまたはフードプロセッサーに入れて攪拌します。甘酒はノンアルコール、砂糖不使用のものを使いますので、甘味が足りなければハチミツやメープルシロップ、オリゴ糖などで補います。
お酢をピクルス酢やかんたん酢など甘みが含まれているものに変えると、また違った味わいになります。
※この甘酒ドレッシングを教えてくれたのは、さいたま市にある「私然食レストラン FuFuFu」のオーナー滝本広子さんです。そのレシピを少しアレンジしていますが、セロリを入れるのがポイントと教わりました。
※シーズサロンでは、飲用可能なエッセンシャルオイル(精油)のレモンやジンジャー、シナモンなどを甘酒と合わせています。アメリカ・ドテラ社の精油を使用していますが、飲用可能でない精油は使用しないようにご注意ください。
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